面白い大人と繋がろう

僕は、子どもたちの未来の選択肢を増やすためには、面白い大人と繋がることも大切だと思っています。

僕が思う面白い大人とは、別に子どもたちを楽しませてあげる人のことではなく、自分の世界観を持って好きなことをして生きている人です。
こんな生き方もアリなんや！と子どもたちに驚かれるような変わった仕事をしている人、ひたすら困ってる人のためにボランティアをしまくってて、どうやって生活してるかわからない謎の人、いつ売れるかわからんのにアルバイトしながら芸人目指してる人、自給自足生活を極めている人、などなど本当に多様な面白い人が僕の周りにはいます。
特殊な仕事だけじゃなく、普通に好きなことや得意なことを仕事にしている人でも、もちろん面白い大人がたくさんいます。
本当に好きなことをしていたら、お金が無くても幸せに生きられるんじゃないか、彼ら彼女らを見ているとそんな風に思えます。

誰かと比べて自分の幸福度を測るのではなく、自分軸で幸福の価値観を決めることが出来たら、「〇〇をしなければ認めてもらえない」「〇〇したら怒られるからやめておこう」みたいな他人の評価を気にしてネガティブになるんじゃなく、自分らしく生きられるようになると思います。

そして、そんな面白い大人は、子どもたちがどんなに実現が難しそうな夢を語ったとしても、無理とか言わず、頑張れ！って応援してくれます。
成功するかどうかじゃなくて、実現に向けて頑張ることが、人生の糧になることをよくわかっているからだと思います。
それと、下手なアドバイスとかはしてこない人が多いです。
自分で試行錯誤しながら、失敗体験も積むことで、本当の自分の力になっていくことも身を持って知っているからでしょう。

子どもたちが将来に希望を持てるようになるには、そんな大人たちと繋がることが大切です。
仲間になって、背中を見せてあげてください。

片山誠